山に入られる際はクマに注意を
昨年12月に和束町湯船地内で捕獲されたクマが人家から離れた同地内の山の中で放獣されました。
春を迎え、4月中・下旬ごろ和束町内でクマにつけられた発信機の電波が受信され、本町内の和束町との境の林道でも電波が受信されたところです。
引き続き警戒・パトロールを行っていますが、もしクマを見かけられましたら、至急、役場にご連絡ください。
また、山菜採りなどで山に入られる際は、鈴をつけるなど注意していただきますようお願いします。
クマの出没を避けるために
クマは学習能力が高く、一度生ゴミなどの味を覚えると、頻繁にゴミ捨て場などに現れるようになります。再び戻ってくる可能性があるため、残飯などの生ゴミなどを適正に管理し、クマを人間の居住地域周辺に誘わず、クマと人との出会いを減少させることが重要です。
予防措置
- 頑丈でにおいが漏れないような構造のゴミ箱の設置など、ゴミの出し方に気を付ける。
- 不要果実の除去、樹幹へのトタン巻きや電気柵の設置などを行う。
- 野外活動時の山中でのゴミ放置は絶対にしない。
- 水産廃棄物や農畜産廃棄物の適正な処理を行う。
- 家畜飼料の管理を適正に行う。
- 狩猟、有害鳥獣捕獲、交通事故、ネットに絡んだ死亡個体など、動物の死体を放置しない。
クマと出会わないために
- クマの出没情報のあった場所の近くには不用意に近づかない。
- クマの生息する場所に入るときは、鈴を鳴らすなどクマに自分の存在を知らせる。
クマが出没したら
遠くにクマがいることに気が付いたとき
- 落ち着いてその場から離れましょう。
- クマを驚かすので、大声を出したり走って逃げるのはやめましょう。写真をとるためフラッシュを使うのもやめましょう。
近くにクマがいることに気が付いたとき
- 落ち着いてゆっくりとその場から離れましょう。その際、クマに背を向けずに、クマを見ながらゆっくり落ち着いて後退してください。
すぐ近くで出会ったとき
- あわてた人の急な動作で驚いて攻撃してくることがあるので、冷静にあわてず、クマが立ち去ってからその場を離れましょう。
- 突発的におそわれたら、両腕で顔や頭をガードして大ケガを避けましょう。
環境省ホームページより
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更新日:2022年05月09日