新名神高速道路(大津~城陽間)の開通目標年度の見直しについて
新名神高速道路(大津~城陽間)の開通目標年度の延期
西日本高速道路株式会社から、新名神高速道路(大津~城陽間)の開通目標年度を1年延期すると発表されました。
開通目標年次
令和5年度 ⇒ 令和6年度(暫定4車線供用)
工事工程の課題
(滋賀県域)
令和元年10月に大津ジャンクション付近の一級河川大戸川の河川区域内に位置する橋脚の基礎施工において、想定していなかった湧水が発生しました。関係機関と協議し、環境に配慮した薬液注入による止水対策工を追加したことにより、工事工程が遅延しています。
(宇治田原町~城陽市域)
土地の引渡し未了箇所は、現在、移転先の造成工事や建築工事が、平成30年台風第21号や令和2年7月豪雨等の天候不順の影響により工事が難航し、新名神の建設工事着手は、令和5年4月以降と見込んでいます。また、当該地は山砂利採取後の埋土層が広範囲に分布しているため、土地の引渡し後に土質調査を実施し、地盤改良等を行いながら工事を実施しています。
城陽市域の丘陵地は、用地取得に時間を要し、工程が遅延しています。現在は、用地取得が完了し、本線工事着手に向け保安林解除等の諸手続きを実施しています。諸手続き完了後、本線工事に着手しますが、当該区域は切盛土量が約200万立方メートルと大規模な土工工事であることから、安全に留意し工事を実施していきます。
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更新日:2022年03月13日