猫の飼い方について

更新日:2022年03月15日

猫は地域の方に迷惑にならないように飼いましょう

住民の方より、町へ猫に関する相談が寄せられています。その多くは、野良猫への無責任な「エサやり」、飼い猫の「フン尿」トラブルです。猫は、犬のようにつないで飼うことが義務づけられているわけではありませんが、猫が地域で嫌われものにならないためにも、マナーを守って飼いましょう。

猫は完全室内飼育できる動物です

室内飼育は、交通事故や病気、けがなどの危険から猫を守ることができます。次の5つのポイントを参考にしてください。

(1)立体的な運動ができる場所を設ける

高い場所によじ登る行動は、猫のエネルギー発散になるので、安全で立体的な運動ができる場所を確保しましょう。また、猫が遊べるような道具を与えたり、外を眺められる場所を設けるなどして、気を紛らわせることも必要です。

(2)トイレのトレーニングをする

子猫のときは、浅いプラスチックトレーを代用し、大きくなれば市販の猫用トイレを使うと便利です。環境の変化などで、「そそう」をする場合があるので、トイレはいつも清潔にしましょう。

(3)爪とぎ対策をする

爪をとぎそうになったら、用意した段ボール、木材、市販品等の場所へ連れていくと、覚えてくれます。

(4)名札・マイクロチップをつける

屋外に出て、迷子になったときのことを考えて、名札やマイクロチップを装着しましょう。

(5)避妊・去勢手術を受ける

望まない妊娠を防いだり、生殖器系の病気の予防、繁殖欲求が満たされないことによるストレスで、病気や問題行動が起きないようにするためにも重要です。手術については、動物病院でご相談ください。

猫へのエサやりに責任を持ちましょう

エサを与えることで、エサを与えた人にはその猫の命に対する責任が生まれています。地域の方に迷惑をかけてまで、猫にエサをやっていいものではありません。

猫にエサを与えるなら、フンの管理(トイレの設置・清掃)置きエサをしない、子猫が増えないように避妊去勢手術をする、などの愛情をかける必要があります。

地域の方が困っているからといって、町や保健所は、「動物の愛護及び管理に関する法律」に違反する可能性があるため、駆除を目的とした猫の捕獲はできません。猫が住みにくい地域にならないように、安易にエサを与えないでください。

飼い方のご相談は…

飼い方など、詳細は京都府山城北保健所のホームページ、京都動物愛護センターのホームページ、下記のリンクやパンフレットをご覧ください。

パンフレット

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建設環境課 環境係

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