「全国学校給食甲子園」物語~全国2位の誇り~
全国準V以降、注目される宇治田原町の給食
郷土料理や地場産物の活用、食育の取組などを競う全国学校給食甲子園。宇治田原町チームは、第11回大会(平成28(2016)年12月3・4日)で準優勝の栄誉に輝きました。これ以降テレビ取材を始め、各方面からの視察も相次ぐなど、宇治田原町の「安心・安全でおいしい給食」が注目されています。
準優勝は調理員のたゆまる努力の結果です
全国から2004校・施設の応募があった第11回大会。第1次から第4次選考まで突破した12校(施設)が決勝大会へ。宇治田原町チームは、その狭き門を突破し、京都府代表としても初の決勝大会に進出しました。
決勝は女子栄養大学駒込キャンパス(東京)で開催。制限時間内に調理から後片付けまでを行い、日々の給食でも重要な手洗いなど衛生管理の点も審査の対象になります。
決勝大会に挑むにあたっては、地域の多くの方々のご協力を頂きながら、宇治田原町の「安心・安全でおいしい給食」を全国で認めてもらおうと、調理場が一丸となって練習を重ねました。これらの成果が実り、準優勝を獲得。宇治田原町の給食が全国トップクラスであるということが証明されました。
毎日、子どもたちのために「安心・安全でおいしい給食」を作ろうと、徹底した衛生管理や妥協のない味付けにこだわり続けてきた調理員の努力の結果だと思っています。
これからも子どもたちの第二の「おふくろの味」として、調理に励んでまいります。
第11回「全国学校給食甲子園」決勝進出へ(当時の報告ページです)
宇治田原町学校給食調理場(school_lunch_japan)のインスタグラム
写真で振り返る決勝大会
前日のレセプションから当日の決勝大会、表彰式の様子を振り返ってみたいと思います。

大会前日に開催されたレセプションでは、12の代表が、自分たちの市町村や給食についてPRしました。当調理場は、本町のマスコットキャラクターである茶ッピーに模したパネルを使い、地場産物や郷土料理、地域住民による食育の取組など(安心・安全でおいしい給食)をPRしました。

決勝大会の会場は東京の女子栄養大学駒込キャンパスです。会場に応援団も駆けつけました。間もなく決勝大会が始まります。

いよいよ決勝大会が始まりました。審査員が鋭く目を光らせています。初めての場所で平常心を保ちながら調理するのは難しいことです。また、調理前の手洗いも審査員が厳しくチェックしていました。「安心・安全でおいしい給食」はまずは手洗いをきちんとすることから始まります。

一番不安だったのが初めて使用するオーブンでしたが、うまく焼けました。これにたれをかければ、「鶏肉の古老柿だれ」の完成です。

盛付けも制限時間内にできないと減点になります。また、盛付けが終わっても後片付けも制限時間内にしなければいけません。まさに時間との闘いです。

出来上がった給食です。審査員が試食して審査をします。
献立
- 茶の香ごはん
- 茶の葉ふりかけ
- 牛乳
- 茶汁
- 鶏肉の古老柿だれ
- 宇治田原野菜の柿栖和え
- 柿

審査の結果、準優勝に輝くことができました。
これからも保護者にも安心してもらえる「安心・安全でおいしい給食」を子ども達に提供していきたいと思います。
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更新日:2022年03月10日