特殊詐欺にご注意を!!

更新日:2022年03月15日

令和3年1月8日に本町でも警察官を名乗る男にキャッシュカードを詐取され、230万円の被害に遭う事件が発生しました。

キャッシュカードをだまし取る手口は、今回の被害のように、警察を騙った被害の問い合わせといったストーリーを作り出す場合のほか、役場職員を騙った還付金等の連絡、銀行を騙ったキャッシュカード更新の連絡、家電量販店を騙ったクレジットカード不正利用の連絡等々、多種多様です。

電話の向こう側では複数人が様々な公的機関等の役割で登場し、信憑性を演出して信用させるところに特徴があります。電話では相手の顔が見えませんし、公的機関の名を騙られるとつい指示に従ってしまいがちになります。

そこで、次の点に注意しましょう。

  1. キャッシュカードや預貯金通帳は、決して第三者(例え公的機関を名乗られても)に渡してはいけません。また、暗証番号は預貯金を守る最後の砦です。決して第三者(まともな相手は暗証番号を聴くことはありません)に伝えてはいけません。

預貯金者に以上の行為があると、預貯金者に重過失があると認定されて、被害回復が困難になる可能性が高まります。ただし、一部例外とされる可能性もありますので、警察に被害届を出すとともに金融機関に速やかに相談しましょう。

  1. 被害に遭うと言った突発的な出来事以外でも、常日頃の習慣として、預貯金通帳の出金項目はこまめにチェックしましょう。覚えのない出金項目がある場合や詐欺に遭ったと気づいた場合は、速やかに金融機関に申し出ることが大切です。

被害発生日から30日間を経過していない場合は、事情によって被害の回復が可能になる場合があるかもしれません。30日間を過ぎると、被害回復は全く不可能になる可能性が高まりますので、留意しましょう。

消費者相談

全国共通電話番号 188

宇治田原町消費生活相談窓口

(毎月第二火曜日午前10時から午後4時)電話 0774-88-6638

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