町立保育所の活動記録(平成26年1月から3月まで)
保育証書授与式(平成26年3月21日)
爽やかな春風が園庭を吹き抜けるこの日、平成25年度の保育証書授与式が行われました。
保育所で健やかに育ったこすもす組38名全員が元気いっぱい卒所していきました。

保育証書をお客さんに見せてたくさんのお祝いの拍手をもらう子ども達。お家の人に渡すときは、「いつもありがとう。」とお礼の言葉を伝えました。

最後はみんなで感謝の気持ちをいっぱいこめて歌を歌いました。
保育所でたくさん遊び、たくさん笑い、たくさん泣いて大きく成長したこすもす組のみんな。小学校へ行っても保育所で経験したことを忘れず、明るく元気に大きく羽ばたいてくれることを願っています。
たくさんの思い出をありがとう!!
雪遊び(平成26年2月18日)
先日の大雪の後、保育所の裏に残った雪山で遊びました。

2歳児は雪のかたまりに嬉しそうに触れ、固まった雪の上を踏みしめて歩いたり、雪の冷たさを喜び、貴重な経験をしました。

「手が冷たい!」と言いながらも楽しそうに遊ぶ子ども達。

「スキーやぁ!めっちゃ滑る~」と言って、スリル感を味わったり、雪山を「あぁ、山登り、しんどいなぁ」と言いながら登ったり、雪合戦を友達と楽しんだり...と、とてもはしゃいでいた4歳児です。

"寒い!寒い!"だけでなく、そんなときこそ体を思いきり動かして遊び、寒さに負けない元気な子になってね!
年長組第2回お抹茶教室
年長組で2回目のお抹茶教室が開催されました。
子ども達は、「お抹茶おいしいから楽しみ!」とお抹茶を味わえることをとても楽しみにしていました。今回は、友だちのためにお茶をたてます。
2回目なので、前回より慣れた様子の子ども達です。

向かい合って座ります。背筋もしっかり伸びていますね。

友だちの為に「おいしくな~れ!」と願いを込めて一生懸命お茶をたてています。

出来上がったお抹茶を「どうぞ。」と友だちに渡します。
新しく教えていただく作法にドキドキな子ども達でした。

お友だちがたててくれたお抹茶の味は格別だったようで、「めっちゃおいしい!」と大喜び。ごくごくとすごい勢いで飲みきっていました。
もちろん、最後に「ズズッ!」と音を出すのも忘れていませんでしたよ。

最後にお世話になった先生方に手作りの花束と写真を心を込めて渡しました。先生方が喜ぶ姿に子ども達は少し照れていました。

毎回お茶を味わうごとに「おいしいなぁ~。」と感想を言っていた子ども達。お抹茶教室やお煎茶教室を通じて、宇治田原町の茶文化を身近に感じてくれたことと思います。
人形劇と講演会(平成26年2月9日)

人形劇の会「マアル」さんによる人形劇がありました。
親子で人形劇を楽しむといった機会が少ない中、とても素敵な紙芝居や人形劇で、楽しいひと時を過ごすことができました。

お父さんお母さんは、お話を真剣に見る我が子の表情や笑顔に、普段とは違う子どもの姿を見られたようでした。
親子で楽しさを共感できた素敵な時間となりました。
「マアル」さん、楽しい時間をありがとうございました。
節分集会(平成26年1月31日)

節分の行事に、子ども達は自分で作った自慢の鬼のお面をかぶって、ホールに集まりました。
「いいやろ~。」「怖いやろ~。」とお面を自慢し合う姿も見られました。

全員で「鬼のパンツはいいパンツ」の歌と踊りを楽しみました。

節分のいわれについてのお話やペープサートを見た後に、「みんなの心の中に住んでいる『鬼』は何かな?」と聞かれると、「弱虫鬼!!」「いじわる鬼!!」「ねむたい鬼!」「好き嫌い鬼!」など、様々な「鬼」があがりました。

そんな「鬼」を心から追い出そうと話していると、突然雷のように大きな太鼓の音が聞こえてきて…赤鬼がホールに現れました!!!
子ども達は大パニック!!!

でも、勇気を振り絞って「鬼は~外!!福は~内!!」と鬼めがけて豆をまきました。
すると、鬼は「やめて~!!」と逃げていきました。子ども達の心の中の鬼もきっと逃げていったことでしょう。

鬼が逃げたあと、今度は優しそうな顔の「福の神」が登場し、みんなに幸せを届けてくれました。今度はみんな大喜びでした。

最後に、みんなでホール中にまかれた豆をきれいに拾いました。
後片付けもばっちりですね!
年長豚汁クッキング(平成26年1月21日)
年長組が9月に植えた大根が大きく育ちました。その大根を使って今回は"豚汁"をみんなで作ることにしました。

とても立派な大根です。3人がかりで「せーのっっ!」と掛け声をして抜きました。
いよいよクッキングの開始です。みんなクッキングの手順や、約束事のお話を集中して聞いています。さすが年長組という姿ですね。

まずは、ピーラーで皮をむきます。「手でしっかりとおさえて…」
みんな上手にできました。

次は、包丁でいちょう切りにしていきます。「手は猫の手でゆっくりと…」と慎重に作業を進めていきます。クッキングの回を重ねるごとに、包丁の扱い方がどんどんうまくなってきました。

みんなで頑張ってこんなにたくさんの大根を切ることができました!!

大きなお鍋でグツグツと煮ている間、大根の部位の食べ比べをしました。大根は上の部分が甘く、真ん中は中間の味、下の部分は辛味があります。食べ比べをすると、「から…い!!」「甘くておいしい!!」と喜ぶ声が飛び交いました。
「おいしくな~れ!おいしくな~れ!」とおまじないをかけ、最後に隠し味のお醤油とみんなで育てたネギを入れて完成です。

とてもおいしそうですね!!給食と一緒にいただきます。

「早くたべたかってん!!早くいただきますしよ!!」と待ちきれない様子。いつも以上に元気いっぱいの「いただきます!!!」が響き渡りました。

「熱い!!けど、めっちゃおいしい!!」
「大根甘いなぁ~。やわらかいなぁ~。」
「おかわりしていい??」
と、とても嬉しそうな子ども達。もちろん、大きなお鍋いっぱいにあった豚汁は完食でした。
様々な野菜を育て、クッキングをして味わうという経験で、子ども達の中の「食べること」への意識が変化し、食べ物への感謝の気持ちが育まれてきました。これからも、この気持ちを大切にしていこうと思います。
「トークとうたのライブ講演会」平成26年1月11日
ふるかわ家族カウンセリング研究所所長・臨床心理士、古川秀明先生の講演会がありました。

講演会では、古川先生自身が子どもの頃に経験されてきたことをお話ししていただきました。その中で、「言葉で伝えるだけでなく、実際に子ども自身がたくさんの経験をしていくことの大切さ」を学ぶことができました。

「"生きている"だけで幸せであり、子どもに対して、「ありがとう」と感謝の気持ちがより膨らみました。弟が生まれ、何かとイライラも増えましたが、心も楽になったように思います。」と講演会に参加された保護者の方から感想を聞かせていただくこともできました。
慌ただしい子育ての日々から少し離れ、ホッとする貴重な時間を過ごしていただけ有意義な時間となりました。

最後には、たくさんのメッセージが込められた歌もあり、会場が涙に包まれました。
ふるかわ先生、心温まる素敵な講演をありがとうございました。
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更新日:2022年03月10日