風しんの追加的対策(抗体検査・第5期定期接種)について
風しんの第5期定期接種について ※令和4年度から3年間延長になりました
- 風しんの感染拡大防止のために、風しんの公的な予防接種を受ける機会のなかった、昭和37年(1962年)4月2日から昭和54年(1979年)4月1日までの間に生まれた男性を対象に、風しんの抗体検査及び風しんの予防接種を定期接種(風しんの第5期定期接種)として無料で実施します。
- 風しんの第5期定期接種は平成31年4月~令和4年3月まで、3年間実施しておりましたが、この度令和4年4月1日~令和7年3月31日までの3年間、無料で実施できる期間が延長されました。自分と周りの人を風しんから守るため、まだ受診したことのない方は、これを機会に抗体検査を受けてみましょう。
- 受診に必要なクーポン券を新たに発行し、受診歴のない全対象年齢の男性に送付しました。
風しんとは
風しんは、ウイルス性の感染症で、非常に強い感染力を有します。
風しんウイルスの主な感染経路は、飛沫感染であり、ヒトからヒトへ感染が伝播します。
潜伏期間は2~3週間で、主な症状として、発熱や発疹、リンパ節の腫れなどが現れます。成人で発症した場合、小児より重症化することがあり、脳炎や血小板減少性紫斑病といった重篤な合併症併発を引き起こすなど、入院加療を要することもあるため、決して軽視できない疾患です。
また、風しんに対する免疫が不十分な妊娠20週頃までの女性が風しんウイルスに感染すると、眼や心臓、耳等に障害をもつ(先天性風しん症候群)子どもが出生することがあります。
事業内容
対象者
昭和37年(1962年)4月2日から昭和54年(1979年)4月1日までの間に生まれた男性
実施期間
令和7年3月31日まで
費用
無料
※ ただし、令和元年度以降にクーポン券を利用した後、再度の抗体検査及び予防接種の費用は補助できません。
抗体検査・予防接種の流れ
- クーポン券が届きます。
- クーポン券を持って、実施医療機関で抗体検査を受けます。
- 抗体価が十分でなかった場合は、予防接種(麻しん・風しん混合ワクチン/MRワクチン)を実施します。
注意点
- 新型コロナウイルスワクチンと同時に接種することはできません。新型コロナワクチンとそれ以外のワクチンの接種間隔は、互いに、片方のワクチンを受けてから2週間以上間隔を空けてください。
- 明らかに発熱している人(通常は37.5℃を超える場合)は予防接種を受けることができません。
- このワクチンの成分によって、アナフィラキシー等の重いアレルギー反応をおこしたことがある人や、かかりつけ医に予防接種を受けないほうがよいと言われた人は接種することはできません。
関連ページ
この記事に関するお問い合わせ先
〒610-0289
京都府綴喜郡宇治田原町大字立川小字坂口18-1
電話番号:0774-88-6610 ファックス:0774-88-3231
更新日:2022年04月01日