巖 松 院
巖松院
巖松院(がんしょういん)

 「雪霜に色たへまさる岩松のしらべや鷲の峯の山風」の歌で知られ、田原郷霊場四番札所。聖徳太子建立と伝えられる寺伝の歴史から考えると、郷中第一の古いお寺である。
 現存する玄関、表書院、庫裡、本堂、裏書院などは、いずれも田原郷出身で禁裏御所修理惣官や高野山金堂再建の総指揮をとった幕末の名工柴田新八朗の初期の代表作である。
 本尊は釈迦牟尼仏座像、脇仏千手観音菩薩立像は鎌倉期天福元年(1233年)、仏師康賢の作で京都府指定文化財である。此の観音様を中心に、西国33ヵ所の観音像がそろって安置されている見事なものである。
 慶安5年(1652年)に作られた梵鐘の音色は今でも遠く広く郷中に響き渡る名鐘である。
 3月星祭り、4月花祭り、7月きゅうり封じ、12月仏名会・・・、等の行事があり、町の花である「さざんか」、町の木である「茶の木」が境内に多数あり、12月31日には除夜の鐘が鳴る。


所在地 宇治田原町大字岩山小字谷山口30
電話   0774−88−3765


交通アクセス
公共交通 近鉄「新田辺」、JR奈良線「宇治」、京阪「宇治」から京阪宇治バスで「維中前行き」「緑苑坂行き」「工業団地行き」に乗車、「維中前」又は「岩山」下車、徒歩約15分