御栗栖神社
御栗栖神社本殿 御栗栖神社の大杉
御栗栖神社(みくるすじんじゃ)
(「御栗栖神社の大杉」が町指定文化財(天然記念物))

 南地区に鎮座する旧郷社で、祭神は天津彦根命、現在は南地域の氏神「一の宮」として「田原祭(三社祭)」を構成する三社のひとつです。
 社伝では、弘安6年(1283年)6月、荒木の大宮神社から分祀されたのを起こりとされていますが、それより古い時代に豪族が土地を寄進した記録もあり、正確な創建年代は定かではありません。
 周辺の栗林から産する栗は、古来より、その光沢と味の良さによって知られており、「宇治拾遺物語」に登場する天武天皇の煮栗焼栗伝承に由来するといわれます。その栗は、毎年11月15日禁裏御所に献上する習わしで、明治20年まで続けられました。社名である御栗栖は、こうした朝献の栗林が、次第に人々の信仰を集めるうちに定着したものではないかと言われていますが、この栗林も現在は茶畑にかわり、昔日の面影はありません。
 社殿は一間社流れ造りで、末社として天照大神、天満宮、皇森社の三社があります。
 境内はスギ・カシ・カエデなどを中心に多くの樹木が生い茂り、大木も多いため、野生動物も多く見られるなど、良好な自然環境が保全されています。
 境内でもひときわ大きな杉の神木は、町内でも最大級の樹木で、町指定文化財(天然記念物)に指定されています。

住所 宇治田原町大字南小字宮ノ上西76
電話 0774−88−3348


交通アクセス
公共交通 JR奈良線「宇治」、近鉄「新田辺」、京阪「宇治」から京阪宇治バスで「維中前行き」「緑苑坂行き」「工業団地行き」に乗車、「郷之口」バス停下車、徒歩約30分
自動車 国道307号から郷之口交差点で府道宇治木屋線を和束町・鷲峰山方面へ(境内入口前に駐車場あり)