高尾からの展望
京都市内方面を望む
 郷之口下町から北の大峰山系に登った山腹にある「高尾(こうの)」は、弘法大師の井戸や、近江源氏六角氏などの伝承が残り、「縁たたき」や「お弓」といった独特の風習が残る集落です。晩年に弟子の招きで宇治田原を訪問した与謝蕪村も、「宇治行」の中でその景色を見て驚いたことを記しています。
 郷之口から田原川を渡り、道を山に向かって登っていくと、ほどなく集落に到達します。集落からは、「くつわ池」のある三郷山方面や、遠く宇治・京都市内まで展望することができます。集落からさらに山頂部に向かって林道を登っていくと、道中からは生駒山方面、天ヶ瀬ダム湖まで見ることができます。
見学と撮影のポイント
 集落の入口部でも展望はききますが、井戸からさらに登った場所、さらに林道を上に登った場所からのほうがより遠くを見渡すことができます。さらに林道を登り、近畿スポーツランド(サーキット場)へ至る途中では、天ヶ瀬ダム湖を見下ろすことができます。
注意点
 道幅の狭い場所では、交通の妨げにならないようにしましょう。サーキット場からさらに山頂近くに登ると、かえって展望はきかなくなります。
 
秋、紅葉に染まる山 集落から林道を登った所
遠く愛宕山方面を望む 天ヶ瀬ダム湖
所在地 宇治田原町大字高尾小字向ヒ坂他
交通アクセス
近鉄「新田辺」・JR学研都市線「京田辺」、JR奈良線「宇治」、京阪「宇治」から京阪宇治バスで「緑苑坂行き」「工業団地行き」に乗車、「下町」下車徒歩約30分